山口宇部空港近くの和食店「海浜和風レストラン かめうら苑」(山口県宇部市亀浦4、TEL 0836-51-4416)が2月10日、リニューアルオープンした。
1977(昭和52)年に創業した同店。「海浜和風レストラン」として新鮮な魚を使う和食をメーンに提供しており、テーブル席からは飛行機の離着陸の風景が楽しめる。イメージを刷新するため、改装に着手した。
今回のリニューアルについて、同店三代目の川元誠一さんは「建物には随分年季が入ってきており、刷新の必要性を感じていた。これまでは年配客の利用が多かったが、これを機に若い層の取り込みも視野に入れたい」と話す。
1月12日から約1カ月間、店舗を休業し、玄関ホールやテーブル席、トイレを全面改装。明治時代と現代の融合を感じさせる「和モダンテイスト」に仕上げた。
開店当初から品数とボリューム感を変えず、高品質な素材を使う料理を提供。メニューは、「かめうら膳」(6,100円)や「貴婦人定食」(3,850円)、宇部・丸尾漁港に揚がる車えびを使う「車えびおどり」や「車えび天ぷら」(以上2,650円)、A5ランクの宇部牛を使う「すき焼き鍋(松)」(4,250円)など、約120種類をそろえる。
日曜・祝日を除く平日は、通常メニューに加え、リーズナブルな価格の昼メニューを提供。「瀬戸内定食」(2,150円)や「お昼の定食」(1,280円)、「貝汁定食」や「ビジネス定食」(以上900円)などを用意する。提供時間は11時~14時。
週末は法事や結納での利用が多い。今後は桜のライトアップや歓送迎会の対応など、季節に応じたプロモーションを行い、平日夜の来店客の取り込みに力を入れる。
川元さんは「改装後、30代の女性客が増えた。ロケーションの良さにもスポットを当て、若い世代の方にも来店のきっかけにできれば。自宅に人を招くような心構えでぬくもりのあるサービスを提供していきたい」と笑顔で話す。
営業時間は11時~22時。火曜定休(祝日の場合は営業)。