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美東町にコミュニティースペース「古民家みとう」 空き家再生でまちづくり

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美東町にコミュニティースペース「古民家みとう」 空き家再生でまちづくり

「既存の古民家を使って、まちづくりをしたい」と正代さん

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 美東町に5月28日、コミュニティースペース「古民家みとう」(美祢市美東町大田)がオープンした。

築80年の古民家を再生した

 空き家になっていた築80年の古民家に開設。地域住民の交流の場のほか、イベントスペース、ギャラリー、期間限定の店舗などでの貸し出しを想定する。

 「もともとある古民家のポテンシャル」を生かしながら一部の床を張り替え、デザイン性の高い照明を取り付けて落ち着ける雰囲気を演出。今後200~300万円を予算に、断熱材を入れたり、ふすまの唐紙を張り替えたりなど、より過ごしやすい空間をつくっていく。

 運営を行うのは、古民家の再生を目的として2011年4月に設立された「山口県古民家再生協会」(下関市田倉)。県内の建築士や宅地建物取引士など古民家好きの10人が所属し、これまで県内で古民家に関する相談を受け付け、活用方法アドバイスのほか、相談会や見学会、小学生を対象にした古民家宿泊体験などを行ってきた。

 同協会代表理事でライフデザイナーの正代三友さんは「家主さんから『家を残したいが、解体費用が約700万円かかる古民家は販売が難しい。どうにかならないか』と切実な相談を受けたことがきっかけ。私たちが安価で譲り受けて、まちづくりに活用することを決めた」と話す。

 オープン日からの2日間はオープニングイベントを実施。地域住人約800人が訪れ、再生した古民家をそれぞれに楽しんだ。

 正代さんは「期待度の高さを感じた。どんな活用ができるかは未知数。地域の人に親しんでもらって、いずれは地元の協力者に管理を任せたい。ここを起爆剤にシャッター通りのにぎわいを取り戻せれば」と期待を込める。

 営業時間は、午前の部=9時~13時、午後の部=13時~17時。土曜、日曜、イベント日、貸出日には同協会のメンバーが常駐する。料金は午前の部、午後の部、それぞれ2,000円(地域住人は各1,000円)。問い合わせ・申し込みは同協会まで(TEL 083-250-9346)。

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店内には暖色の壁紙や蛍光灯を使い、落ち着いて和むことができる空間を演出。視覚や嗅覚でも楽しめるよう、天ぷらはカウンターキッチンで揚げて提供する。「私は田舎育ちなので、自然に囲まれた厚狭の素朴さに引かれた。地域の人に親しみを感じてもらえるよう努めたい」と矢野さん。
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