宇部・新川の居酒屋「おでん酒場 和kazu(カズ)」(宇部市上町1、TEL 0836-34-6922)が6月14日、オープンから5周年を迎える。
東京からUターンした地元出身の玖村高志さんが開く同店。落ち着いた店内では、玖村さんが好きな「Mr.Children」をBGMに、鶏ガラをベースにした「優しい味わい」のおでんを主力に、一品料理などを提供する。席数はカウンター8席、テーブル席18席。
オープンから5年を振り返り「まだまだこれから、という思いが強い。年間の中でも冬場がピークだが、それでも年々客数が増え売り上げが伸びている」と玖村さん。客層は、大学生からビジネスマンまで30代をコア層に幅広い。昨年は、前年比115%の売り上げを記録したという。
夏季には限定メニューに力を入れる。3年前から夏季限定で提供している「焼きおでん」(650円)を今年も5月中旬から提供し、8月末までの目玉メニューとして用意。7月からは「焼きナスのおでん」を始める。
こだわりについて「おでんは当然ながら、特にビールには力を入れてきた。1杯目のビールからおいしさを感じてもらいたいと、注ぎ方と品質にこだわるサントリーの『超達人店』に認定されたことも強みにしてきた」と玖村さん。
「大手チェーンも市内に増えてきたが、細やかな気配りや心配りに重きを置き、接客レベルは常に向上させるように努めている。それが個人店の強み。日々の小さな積み重ねで今があることを実感している」と話し、「今後も、メニューやサービスのクオリティーを追求して、より良いものを提供していきたい」と意気込む。
営業時間は18時~24時(金曜・土曜は翌2時まで)。日曜・祝日定休。5周年記念として、今月13日・15日・17日にはビール「プレミアムモルツ」を半額で提供するほか、14日・16日にはおでん全メニューを半額で提供する。