宇部・西岐波に6月1日、たこ焼き店「まるシン」(宇部市西岐波、TEL 0836-51-0105)がオープンした。
店主は宇部出身で元サラリーマンの原田伸さん。2012年6月に閉店した「原田理容店」跡を店主自ら改装してオープン。同理容店は原田さんの両親が経営しており、「空き店舗を活用したいと3年前から考えていた」という。
原田さんは「たこ焼き店にしようと思いつき、近隣の知り合いに話したところ、『ぜひやってほしい』という声があった。誰でもなじみがある料理で、練習すれば自分にも作ることができると感じた」と話す。
出店を決め、市内のたこ焼き店で修業した原田さん。作り置きはせず毎回手作りすることにこだわり、ボリューム感を売りに提供する。カウンター1席、テーブル席10席。
メニューは6個入りの「たこ焼き」(450円)、「チーズたこ焼き」(500円)、「テリタマたこ焼き」(550円)、タコが嫌いな人や子どもに人気がある「ウインナーコーン焼き」(450円)、原田さんが考案した「たこ焼き茶漬け」のほか、「クロワッサンパイ」(150円)、「瀬戸内れんちょう」(200円~)など13種類。
たこ焼きメニューは6個入りと8個入りを用意し、8個入りは50円増し。通常ソースと、超激辛ソースから選ぶことができ、テークアウトにも対応する(一部メニューを除く)。ドリンクは、ソフトドリンク(150円)、ビール中ビン(500円)。
国道190号線沿いにのぼりを立ててPRし、60代以上の地元民、近隣のビジネスマンを中心に利用が増えているという。「目立たない場所だが、国道を横断して購入しに来てくれる人もおり、リピーターは8割以上。手応えを感じている」と原田さん。
「新たな人と出会い、交流できることがうれしい。メニューを上から順に食べて楽しんでおられるお客さまもおられるので、新メニューを積極的に開発し、喜んでもらえれば」と意欲を見せる。
営業時間は10時~19時。水曜定休(祝日の場合は木曜定休)。