山口サビエル記念聖堂（山口市亀山町、TEL 083-920-1549）で12月23日、合唱やパイプオルガン演奏を行う「クリスマス・コンサート」が開催される。

　プログラムは、少年少女15人で構成されるサビエル記念聖堂少年少女合唱団「ステラ」による合唱、同聖堂のオルガニスト・寺岡恵美さんによるパイプオルガン演奏、バロック音楽演奏団体「ヒロシマ・バッハ・ソロイスツ」による合唱＆弦楽の3部構成。全15曲が演奏され、キリストの降誕の喜びを表す曲を中心に、「G線上のアリア」「四季・冬」「アメイジング・グレイス」などなじみのある曲も入れていくという。

　チケットは、一般＝2,000円（前売り）・2,500円（当日）、小学生以下＝1,000円（前売り）・1,500円（当日）。18時開場、18時30分開演。

　同24日には「キャンドルサービスとクリスマスイブミサ」（18時30分～、21時～）、25日には「クリスマスミサ」（9時30分～）、1月1日には「新年のミサ」（0時～、11時～）、1日～3日には神父による「祝福とお話」（9時～17時、随時）が行われる。参加自由。

　会場となる山口サビエル記念聖堂は、1551年にサビエル来訪400年を記念して建立された。高さ43メートルの2本の塔を持ち、真っ白な三角錐の屋根が特徴。聖堂内部では、ステンドグラスが施され、時間によりさまざまな色の光が差し込む様子が見られる。山口市の観光名所のひとつとして、四季を通して多くの観光客が訪れる。現在、聖堂内部ではクリスマスの飾り付けがされており、ツリーやキリストの生誕を表す飾りなどが設置されている。

山口サビエル記念聖堂・山口カトリック教会（©マルニ）