県内外のパン店が集う「宇部ぱん穀博覧会」が2月17日、宇部井筒屋(宇部市常盤町1、TEL 0836-35-8100)で始まった。
同イベントは、昨年初開催されたベーカリーの祭典。市内パン店の販路拡大と販売促進を目的とし、今年は県内外からパン店など約45店舗が一堂に会する。宇部市の「地域商業課題解決ビジネス応援事業」の一環。
宇部市内からは、「カトルセゾン」「ベーカリーメルシー」「小麦堂ベーグルズ」「楠(くすのき)こもれびの郷(さと) クルール」「すいちゃんちの酵素パン」「BENCH」「POLEPOLE」など13店舗、市外からは「ストロベリータイム」「とげまる」(以上、山口)、「アップルベリー」(山陽小野田)、「Cafe Minna」(周南)、「ブーランジェリーKURA」(美祢)など8店舗が出店する。
県外からは、「銀座木村家」「新宿中村屋」(以上、東京)、「イスズベーカリー」(兵庫)、「八天堂」(広島)、「三日月屋」「カシェット」(以上、福岡)など14店舗。そのほか、コーヒーや紅茶などの販売やジャム店も出店する。
初日は、開店前から入り口に並ぶ来場者も。パンの香りが漂う会場内には、イートインスペース約60席が設けられ、購入したパンを早速頬張る親子連れの姿も見受けられた。
同店の松村剛治さんは「店名を知っていながらも行ったことのない店や、県外の人気パン店などが一堂に会す機会。店の人から直接魅力を聞き、自分好みのパンを探してほしい」とほほ笑む。
開催時間は10時~17時(最終日は16時まで)。今月19日まで。