山陽小野田市立中央図書館(山陽小野田市栄町、TEL 0836-83-2870)で6月10日、トリックアートの模型を作るワークショップ「作ってふしぎ!?トリックアート工作会」が開かれる。
目の錯覚を利用して楽しむ立体模型を作るほか、児童図書の出版社「あかね書房」(本社=東京都千代田区)の荻原淳さんからトリックアートについての話を聞くこともできる。
制作するのは、卓上サイズのトリックアート「エイムズの部屋」。実際にはゆがんだ立体だが、のぞき穴から中を見ると正常な部屋に見え、部屋の左右に2体の人形を置けば錯覚からそれぞれが異なる大きさに見えるというもの。工作キットを組み立て、自由に色をつける。ハサミと色鉛筆は各自が持参する。
山本安彦館長は「館内のチラシで告知し、親子連れを中心に反響がある。日常とは違う不思議な世界をつくり、どの世代でも楽しめそう。図書館にはあかね書房出版のトリックアートの本をはじめ、錯覚を楽しむ絵本などもそろっている。これを機会に利用してもらいたい」とほほ笑む。
開催時間は14時~15時。参加無料。定員は先着30人(要申し込み)。問い合わせ、申し込みは同館まで。
翌11日からは「トリックアートミニパネル展」を開催。だまし絵や、目の錯覚で動いたり、飛び出したりして見える絵など、約20点を展示する。開館時間は9時30分~19時(土曜、日曜は17時まで)。月曜、祝日休館。6月下旬まで。