山口東京理科大学の程近くに5月21日、カレー店「BULLS CURRY(ブルズカレー)」(宇部市東須恵)がオープンした。
山陽小野田・厚狭で4月末まで「カフェ ルーシー」を営業してきた白石涼太郎さん(23)が、場所を移して業態を変更した。
提供するのは、15種類の香辛料を使って3日間煮込むビーフカレー。具材を溶かしたさらさらとした食感のルーが特徴で、「大衆的な味わいだが家庭では食べられない味」を目指したという。
店舗面積は約10坪。席数はカウンター10席。大学のほか、周辺には工場や企業が多いことから、学生と現場勤務の男性やビジネスマンをターゲットにする。
メニューは、ご飯の量が100グラムずつ選べる定番の「ブルズカレー」(580円)や一番人気の「カツカレー」(880円)、「からあげカレー」「コロッケカレー」(以上850円)など9種類。トッピングに「ゆで卵」「チーズ」「ほうれん草」(以上100円)を用意する。
19歳でカフェを開業した白石さん。「4年営業した前の店では、地元の方にお越しいただき忙しくしていたが、次のステップに進む時だと感じて今回の出店を決めた」と話す。
「特別な店ではなく、日常で使っていただける店にしていきたい。周辺の人たちの食事の選択肢の一つになれば。次の展開も見据えながら、目の前のことに一生懸命に取り組みたい」と意気込む。
営業時間は10時~20時。