山口県、「6次産業化・農商工連携研修」参加者募集 人材育成へ

昨年行われた「木原製作所」(山口市秋穂)でのインターンシップの様子

昨年行われた「木原製作所」(山口市秋穂)でのインターンシップの様子

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 山口県が現在、7月12日から始まる「6次産業化・農商工連携 人材育成研修」への参加者を募集している。

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 研修は12月13日まで全11回実施。県内外から講師を招き、ビジネスプランの作成や食品安全リスクマネジメント、マーケティング、商品デザインなど各回異なるテーマで研修を行い、経営感覚を持って商品開発や販路開拓などを具現化できる人材を確保・育成することを目的にする。

 講師は、6次産業化に取り組む「瀬戸内ジャムズガーデン」(周防大島町)の松島匡史社長や、京王百貨店(東京都新宿区)のバイヤーで農林水産省 FCPアドバイザの野口喜弘さん、事業計画の作成支援などを手掛ける「やまぐち総合研究所」(山口市)の中村伸一さんなど11人が務める。

 期間中、製造・加工の現場体験や事例研究などを行う2日間のインターンシップを設け、「現地研修」として山口県産業技術センター(宇部市)や地元企業に出向く。

 山口県農林水産部ぶちうまやまぐち推進課6次産業推進班・主任の森重理英さんは「昨年度は、30~70代までの農業事業者や店舗販売員、地元企業など27人が参加して商品開発に取り組んだ。現在も、やまぐち6次産業化・農商工連携サポートセンター(やまぐち農林振興公社)がサポートしながら商品化を目指している」と話す。

 「開発後は販路開拓まで手伝い、県内産品を使った山口発の商品を県内外で幅広く知ってもらうことが目標。これから新規事業として始めたいと考えている事業主や企業にも参加してもらえれば」と参加を呼び掛ける。

 受講無料。定員は20人程度。募集は今月26日まで。申し込み・問い合わせは、やまぐち農林振興公社(TEL 083-902-6696)まで。

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