防府市と日本航空(JAL)がコラボする「幸せますキャンペーン」が7月29日、始まる。
「幸せます」は、「幸いです」や「うれしく思います」「助かります」「ありがたいです」などの意味で使われる山口の方言。防府市では「幸せが増す」という意味も付け加え、地域ブランドとして観光振興などに活用している。
同キャンペーンは、地域貢献に精力的なJAL山口支店が協力し、防府市への誘客を目的に行う。企画した武知眞一支店長は「方言には人を引きつける魅力がある。ポジティブな意味合いを持つ『幸せます』にも良さを感じ、これをキーワードに防府市を広めたいと思った」と話す。
期間中は、JALの職員が手作りする「幸せますスマホスタンド」をJALゲート内のブースで配布するほか、羽田空港からの到着時には機内アナウンスで同市の魅力を紹介する。JALのホームページ内で同市の観光スポットを紹介する「旅コラム」の掲載も予定する。
初日の7月29日と8月29日には「幸せますイベント」として、同空港からJAL機への搭乗客に幸せますグッズの「幸せますこはぜ叶え結び」を進呈。午前中に出発する便では、JAL職員が「幸せます横断幕」で見送る。
防府市産業振興部の山本誠観光振興係長は「JALの皆さんのおかげで、すてきなキャンペーンができて本当に幸せます。空の便の利用者に幸せを感じてもらい、来県者が防府市へ立ち寄るきっかけになれば」と期待を込める。
8月31日まで。