サッカーJ2のレノファ山口FCが8月26日、ホームスタジアム「維新百年記念公園陸上競技場」(山口市維新公園4)で大分トリニータと戦う。
前節は徳島ヴォルティスを相手に0-5で大敗したレノファ。順位が1つ上のカマタマーレ讃岐との勝ち点差は「4」に広がり、いまだJ3自動降格圏内から抜け出せずにいる。
カルロス・マジョール監督は「前節の結果は自分たちにとって堪えるものだった。選手たちと意見交換をしながら、たくさん話をすることが必要」と話し、今週の練習では監督、コーチ、選手らが話し合う姿が度々見られたほか、22日の練習後には選手全員が参加しての食事会も行われた。
MFの佐藤健太郎選手は「各自が持つ力をピッチで100%出すために、チーム内のコミュニケーションは必要だと思う。みんなで思っていることを話すことができたので、あとはピッチでどれだけできるかに尽きる。自分が持っている能力を最大限に生かし、90分間を冷静にしたたかに戦っていきたい」と気持ちを引き締める。
マジョール監督は「対戦相手の大分はゲームの組み立てがうまいので、難しい試合になると思う。そこに対抗するため、できる限りの策を尽くして良い準備をしていきたい。サポーターの皆さんの熱意に応えられるように私たちもアグレッシブにパワフルに戦い、絶対に勝利をつかみたい」と力を込める。
当日は「夏の維新劇場」と銘打った8月のホーム戦のラストマッチ。会場では「ビールフェス」が開かれ、アトラクションゲームが楽しめる「レノ丸パーク」が設けられるほか、宇部市や美祢市、萩市が出店して特産品の販売や観光PRなどを行う。
今節の冠スポンサー「富士商グループホールディングス」(山陽小野田市稲荷町)の企画として、きららガラス未来館の講師で本年度の山口県芸術文化振興奨励賞を受賞したガラス造形作家・西川慎さんらが手掛ける、レノファのロゴが入ったプレートやグラス、ペーパーウエイトなど7種類のガラス作品を展示する。
19時キックオフ。各イベントや販売の実施は15時~。