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宇部「シネマ・スクエア7」年間動員数ランキング 地元ロケ作品ランクイン

子ども連れの来場が多い「シネマ・スクエア7」

子ども連れの来場が多い「シネマ・スクエア7」

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 宇部の映画館「シネマ・スクエア7」(宇部市明神町・フジグラン宇部内、TEL 0836-37-2525)に、2017年の観客動員数ランキングを聞いた。

最新の週末ランキング1位は「妖怪ウォッチ」

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 ランキングは1月1日から12月24日の期間、同館で上映した164作品の観客動員数を集計したもので、1位は「怪盗グルーのミニオン大脱走」。同館の西本佳弘支配人は、同作品のヒット理由を「『ミニオン』というキャラクターが浸透し、人気が高まったことでは」と推察する。

 ランキングトップ10は次の通り。1位=「怪盗グルーのミニオン大脱走」、2位=「名探偵コナン から紅の恋歌(ラブレター)」、3位=「美女と野獣」、4位=「映画ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険」、5位=「劇場版ポケットモンスター キミにきめた!」、6位=「サバイバルファミリー」、7位=「銀魂」、8位=「SING/シング」、9位=「君の膵臓(すいぞう)をたべたい」、10位=「モアナと伝説の海」。

 上位10位のうち、アニメ作品7作品がランクイン。子ども連れの来場が多い同館は例年、アニメ作品の動員数が伸びる傾向にあるが、「今年はそれに拍車をかけた様子だった」と西本支配人。山口・宇部を中心に県内でロケが行われた「サバイバルファミリー」が6位にランクインしたことも同館ならでは。

 ランクインしなかったが、「HiGH&LOW THE MOVIE 2 / END OF SKY」「HiGH&LOW THE MOVIE 3/FINAL MISSION」も宇部で撮影された。

 「宇部フィルムコミッション」の積極的な誘致から、今年は市内各所での映画撮影やロケハンが目立った。宇部湾岸道路で今夏撮影され、東出昌大さんと新田真剣佑さんダブル主演の「OVER DRIVE」は来年6月1日に公開される。

 西本支配人は「サバイバルファミリーの影響で山口県の知名度が上がったのでは。この映画を境にロケ地として宇部市や山口県が使われるケースが増えて喜ばしい。『OVER DRIVE』でも身近な風景がスクリーンに登場するので今から楽しみ」と期待を込める。

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