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JR厚狭駅の駅員が「駅周辺グルメマップ」製作 独自取材、食レポも掲載

JR厚狭駅の金山係長(右)と、末廣さん

JR厚狭駅の金山係長(右)と、末廣さん

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 JR厚狭駅に現在、駅員が手作りした「厚狭駅周辺グルメMAP」が掲示されている。

分かりやすさにこだわったグルメ情報のファイル

 掲載店舗は、同駅から徒歩5分圏内にあり、昼食を提供している8店舗。同駅の駅員が、利用者から「待ち時間に行ける飲食店を教えてほしい」と度々聞かれることから、マップを製作した。

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 ポスターサイズで、同駅周辺の飲食店の所在地や営業時間、定休日を紹介。掲載店舗のメニューなどを写真付きで詳しくまとめたファイルも備え付けで用意し、1月10日ごろから同駅在来線口と新幹線口の2カ所に掲示している。

 製作は、サービス向上に努める同駅の「JR西日本 下関地域鉄道部」CS班6人が中心となり、「リアルな情報を伝えたい」と昨夏から取材を始めた。

 取材では、店主や従業員から料理へのこだわりや営業する上での思いなどを聞き、インターネットでも情報を収集。写真は各店舗で実際に料理を注文して撮影し、昼食として味わって紙面に感想を反映した。

 CS班リーダーの末廣拓也さんは山陽小野田市出身。「地元だからこそ行ったことのない店があり、魅力の再発見になった。どの店も手頃で食べやすい料理を提供していて、取材をしながら温かい人柄も感じることができた」と、マップの製作を経て得られた発見を喜ぶ。

 アドバイザーとして製作に携わった同駅の金山寿克係長は、「乗り換えや遅延によって生じる長い待ち時間を、有意義に過ごしてもらいたかった。昨年10月に遅延情報を明確に知らせる地図を製作したが、グルメ情報も分かりやすく集約しようと思い付いた」と振り返る。

 同マップは、同駅で美祢線に乗り換える観光客や乗降するビジネスマンなどに活用され、地元の高齢者らが立ち止まって眺める様子も見受けられる。

 金山係長はマップがもたらす経済効果に期待しながら、「待ち時間を過ごすだけでなく、ふらりと立ち寄りたくなる明るい駅にしていきたい。地域にある魅力を生かしながら、厚狭駅にしかない特色をつくっていければ」と展望を話す。

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