山口・大内御堀のクラフトギャラリー「nagomi style(なごみスタイル)」(山口市大内御堀、TEL 083-923-5533)で2月22日より、「濱野由美・春の装い展」が開催されている。
同展は、山口・米屋町にアトリエ「SPONGY(スポンジー)」を構えるフェルト作家・濱野由美さんの作品を展示するもので、「春の装い」をテーマに、ストール、ヘアゴム、バッグ、ネックレスなど、70種類約400点を展示。
今回の展示のメーンとなる薄手の布と羊毛を組み合わせたストールは、シルクシフォンやコットンガーゼに羊毛をのせて、洗剤をつけてこすったりすることで、羊毛と布が縮んで互いが自然にくっつくという手法で作られている。布の目に羊毛が入り込み、不思議な素材感の作品となっている。
濱野さんは「羊毛だけで作ると冬っぽくなってしまうので、薄手の布と組み合わせたり、バッグの持ち手を木にしたり、羊毛の分量を減らすように工夫した。展示作品は自由に触ったりしてもいいので、手にとって見てほしい」と話している。
営業時間は10時~18時。3月4日まで。