20代の飲食店店長が自伝を発行-がむしゃらなチャレンジ過程つづる

秋山尚登店長と発行した自伝(「FLY BOOTH」店内で撮影)

秋山尚登店長と発行した自伝(「FLY BOOTH」店内で撮影)

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 山口駅近くのダイニングキッチン「FLY BOOTH(フライブース)」(山口市駅通り1、TEL 083-923-7603)の秋山尚登店長が1月30日、自分の生き方をつづった自伝「未来への扉 The identity is made」を発行した。

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 秋山さんは山口県出身で、現在27歳。持ち前の行動力と人と話すのが好きという性格で、スポーツインストラクター、結婚式場の会場責任者、古着屋の店長といった数々の職歴を経て、2005年9月に「FLY BOOTH」をオープンした。

 同書では、がむしゃらに進んでいく秋山さんの姿と、その時にどのような考えを持ってチャレンジを続けたのかがつづられている。「いくらいい考えを持っていても、行動しないと形にならない。リスクを負う勇気を考えて一歩を踏み出せない人に、背中を押すような言葉を一言でも見つけてもらえれば」と秋山さん。

 今まで文章を書いたことも、本を読んだこともないという秋山さんだが、自分がどのような考えでどうやって生きてきたか―自分の存在を発信したいと、ふと本を書くことを思いついたという。一昨年末、約1カ月をかけて原稿を書き上げた。

 本が完成したのは、昨年末。見本が手元に届いた後、発行元の新風舎が1月に民事再生手続き開始を発表したため、現在は同店でのみ販売している。今後、同書を置いてもらえる店を探していくという。

 全88ページ。価格は900円。
(©マルニ)

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