サッカーJ2のレノファ山口FCが8月24日、ホームスタジアム「維新みらいふスタジアム」(山口市維新公園4)でV・ファーレン長崎と対戦する。
お盆期間は3連戦に臨んだレノファ。リーグ前々節の柏レイソル戦、天皇杯のJ1・セレッソ大阪戦は大量失点して敗れたが、前節はヴァンフォーレ甲府を相手に1対0で完封勝利し、J2通算50勝を達成した。ここまでの戦績は9勝6分13敗。順位は14位。
守備を統率する楠本卓海選手は前節の甲府戦、パワーのある外国人選手を相手に体を張って無失点に抑えた。「ラインコントロールなど、前節と同じように普段からやらないといけないという感覚がある。これをベースにしたい。勝った次の試合が一番大事」と気持ちを締める。
対戦する長崎の順位は1つ上の13位。現在は4連敗しており、手倉森誠監督は前々節後のコメントが審判侮辱行為に該当したと見なされ、Jリーグの処分によってベンチに入ることができない。
レノファの霜田正浩監督は「監督がベンチにいるかいないかは非常に大きなことだと思う。そういうチームだからこそ逆に燃えてくるかもしれない」としながら、「彼らの状況よりも、僕らが前節のようなゲームをちゃんとできるかどうか。そちらに重心を置いた準備をしたい」と話す。
8月最後のホーム戦となる当日は「夏休み最橙(だい)の思い出づくり」と銘打ち、スタジアムをチームカラーのオレンジ色で彩る企画を催す。選手入場時は観客がオレンジ色のポリ袋を膨らませ、バックスタンド席でコレオグラフィー(人文字)も実施。ハーフタイムにはジェット風船を一斉に飛ばす企画を初めて行う。ポリ袋と風船は入場時に配布する(アウェーゲートを除く)。
飲食ブースの出店など、イベント開始時間は15時(ブースや企画によって異なる)。19時キックオフ。