宇部市内の飲食店がスペイン料理を提供する食のイベント「うべ食フェスタ2019」が10月1日、始まった。
参加店舗がテーマに合わせて宇部産の農林水産物を使ったメニューを提供する。4回目となる今回は、宇部市とスペインのカステジョ・デ・ラ・プラーナ市の姉妹都市提携を記念して「スペイン料理」をテーマにした「ランチ編」を実施する。
飲食店10店舗が参加するうち、5店舗が初参加。中心市街地にある「Resort Cafe&Bar polepole(ポレポレ)」(松島町)や「LA CUCINA(ラ・クチーナ)」(中央町2)、「Spice Bar Melissa(メリッサ)」(中央町1)、厚南の「串揚げ ゆたか」(東須恵)、市北部の「ガルデン・ラ・ヴァンヴェール」や「ハーブキッチン サルワーレ」(以上、小野)などが工夫を凝らした料理を提供する。
料理は、スペイン発祥のパエリアや煮込み料理「チリンドロン」、スイーツ「カタラーナ」に宇部産の茶葉や野菜を使ったメニューのほか、既存メニューをスペイン風にアレンジした料理など多様で、「お気に入りを見つけてほしい」と市商工水産部6次産業推進課の植野英樹副課長。
参加店舗のグランプリを決める「うべ食グランプリ」も同時開催。対象メニューを1品食べて台紙への「確認印」をもらうと応募でき、抽選で「参加店舗で使えるお食事券2,000円分」や「スペイン産ギフト」が当たる。
植野副課長は「カステジョ市との姉妹都市提携のPRだけでなく、市内の食材や飲食店のことも知ってもらいたい。料理人がどのように食材をアレンジしているか、実際に食べて楽しんでほしい。これまで行ったことがない店に足を運ぶきっかけにもなれば」と話す。
スタンプラリーの台紙は参加店舗や宇部市役所で配布する。10月31日まで。問い合わせは6次産業推進課(TEL 0836-34-8372)まで。