宇部市松島町に古着店「MIMIC(ミミック)」(TEL 080-8563-4873)がオープンして1カ月がたった。
場所は「クニモト印判店」跡で、昨年12月29日にオープン。店主の桂みきさんは福岡県出身で、福岡女学院大学国際キャリア学部の1年生。祖母が所有するテナントが空いたことから、学校が休みの日に宇部と福岡を行き来しながら営業する。
桂さんは「過去に自分が欲しい古着がなかなか買えなかった経験から、価格を安くして古着に親しみを持ってもらえるようにしている。福岡では『古着イコール高い』というイメージがあるが、安くても良い物はある」と話す。
取り扱う古着は、女性向けのレトロなデザインで、桂さん自身が欲しいと感じたものをネットで選んで仕入れる。主なターゲットは高校生から20代の若い世代だが、レトロ感を懐かしむシニア世代も来店しているという。価格帯は2,000~5,000円。
桂さんは「まだ多くの来客があるわけではないけど、近所のお店の方が良くしてくれているおかげで、少しずつ増えてきている。いろいろな人と関わって山口の人とも仲良くなりたい。高校生にとっては年が近いので、話しやすいと思ってもらえれば」と笑顔を見せる。
「学業との両立は大変だが、『MIMIC』にいる時が一番心が安らぐ。将来的には海外での買い付けもしていきたい。3年生までにお店の運営を軌道に乗せ、継続していくことができれば」とも。
営業時間は11時~17時。営業日はインスタグラムで告知する。