今季から日本女子フットサルリーグに新規参入する女子フットサルチーム「MINERVA UBE(ミネルバ宇部)」が8月17日、新ユニホームを発表した。
ミネルバは、2004(平成16)年に結成し、2015(平成27)年から中国女子フットサルリーグで活動。「スポーツを通じた地域振興」や「女子アスリートの活躍の場の創出」などを掲げ、中四国・九州地方のチームでは初となるトップリーグ参入を決めた。ホームスタジアムは俵田翁記念体育館。
新ユニホームのサプライヤーは、宇部で創業した「ユニクロ」。同社がスポーツチームのユニホームを手掛け、スポンサードするのは初となる。
胸元のスポンサーは、チームドクターも務める「針間産婦人科」、左腕に「ユニクロ」のロゴが入るほか、背面に「ココランド」、パンツには「日本航空」が入る。
今季のトップリーグは9月5日に開幕する。ミネルバは6日に初戦を迎え、グリーンアリーナ神戸(神戸市)で「アスレジーナユニアオあいち一宮」と対戦する。試合はリモートマッチ(無観客試合)で行われる。
開幕を前に、キャプテンの阿部なるみさんは「新たな戦術も取り入れながら練習を積んできた。目標はプレーオフに残ること。トップリーグに挑戦する1年目のキャプテンとして自信を持ってチームを引っ張りたい。勝利を積み重ねることで、地域に元気や勇気で恩返ししていきたい」と笑顔を見せる。
宮嶋良丞監督は「2月の地域チャンピオンズリーグでは多くの課題を感じたが、目指すスタイルに向けて形ができ始めている。トップリーグでは11番目のチームなので、挑戦者という思いを持って戦いたい。多くの応援を頂き、宇部=ミネルバとアイコニックな存在になっていけるように頑張りたい」と話す。