ラーメン店「本気豚骨 虎一(まじとんこつ とらいち)」(TEL 0836-39-8420)が10月19日、宇部市南浜にオープンした。
場所は「麺菜酒家 らいち宇部店」跡。落ち着いた雰囲気の店内にカウンター席19席を用意。宇部ラーメンとは違う「あっさりマイルドな豚骨ラーメン」をコンセプトに営業する。
宇部市内を中心につけ麺専門店や居酒屋などを展開する「YUTAKAグループ」(中村3)がプロデュースする同店。「五代目YUTAKA」(山陽小野田市中央2)の深田潤也店長が「宇部ラーメンとは異なるラーメンを展開することで、宇部を『ラーメンを食べるなら宇部市』と言われるようなラーメンの聖地にしたい」との思いから、約1年以上の準備をかけて2店舗目として出店した。
提供するラーメンは2種類。あっさりとして口当たりの良い豚骨スープが特徴の「白虎(しろとら)」、白虎に数種類の調味料をブレンドし特製鬼唐辛子をトッピングした「赤虎(あかとら)」(以上750円)。唐揚げとご飯を付けた「虎一セット」(1,100円)も用意する。セットは1日100食限定。
スタッフの深田葉月さんは「ほぼ告知せずにオープンしたが、口コミだけで大きな反響いただいている。地元で麺を製造している木嶋製麺の全粒粉麺を使用しているので、博多系のスープと宇部の麺のコラボを楽しんでもらえたら」と話す。
「当面は平日昼間のみ営業する。今はメニューを縮小して提供しているが年内までにギョーザやワンタン麺など少しずつ増やしていく予定。唐揚げやギョーザのテークアウトも考えている。宇部にラーメンを食べにくる人が増えて、ラーメンで街が『豊』になれば」とも。
営業時間は10時30分~15時。月曜定休。