日本女子フットサルリーグ第9節が1月17日、俵田翁記念体育館(宇部市恩田町4)で開催され、ミネルバ宇部は福井丸岡ラックと対戦して0-4で敗れた。
立ち上がりの3分に失点したミネルバは、前半のうちにキャプテンの阿部なるみ選手を負傷で欠く苦しい展開を強いられ、試合は相手のペースで進んだ。
守備に追われる時間が続く中でもゴールキーパーを中心に粘り強く守って前半を0-1で折り返したが、後半は相手の素早いパス回しに後手に回るシーンが増えて3失点。試合を通して何度かシュートチャンスをつくり出したが、最後までゴールは奪うことはできずに無得点に終わった。
宮嶋良丞監督は「初めてのホーム戦でバタついた入りをしてしまった。アクシデントもあってプラン通りにはいかずに難しいゲームになってしまったが、選手たちはよく頑張ってくれた。相手が1枚も2枚も上手で実力差が出た」と総括し、「惜しいシーンもあったがゴール前でもっとフリーになってゴールが取れるようにこれからも取り組んでいきたい」と話す。
キャプテンの阿部なるみ選手は「チームとしては気持ちで見せるプレーができていたと思う。初めてのホーム戦が無観客での試合になったことは残念だったけど、たくさんの人に支えられていることを実感した。来シーズンのホーム戦では勝利したい」と話す。
次節は1月23日、一宮市総合体育館DIADORAアリーナ(愛知県)で流経大メニーナ龍ケ崎と対戦する。