道の駅「きららあじす」(山口市阿知須)内に3月28日、食事所「創食也 然り(そうしょくや しかり)」(TEL 0836-43-6100)がオープンした。
場所はレストラン「倭寇(わこう)」跡。和の雰囲気はそのまま残し、落ち着いた雰囲気の店内にボックス席11席を設ける。地元の食材も取り入れた料理を提供するほか、自然薯(じねんじょ)を売りにする。
オーナーの浅野浩幸さんは、山口の居酒屋「遊食酒家 がまぐち」(小郡下郷)と宇部の創作ダイニング「肉バルBONS(ボンズ)」(南小串1)、周南・銀座通商店街の串カツ専門店に次いで4店舗目として出店した。
同店を切り盛りする原田航之介店長は「道の駅の利用者から『飲食店ができてほしい』と道の駅に要望の声が多数あったことを聞き、逆境の中ではあるがとにかく地域に貢献したいという思いで今回出店に至った」と話す。
メニューは、客自身で自然薯を擦る「自然薯御膳」(1,800円)、刺身や天ぷらなどが付いた「然り御膳」(2,000円)など3種類の御膳のほか、「肉うどん」(650円)や「自然薯山かけそば」(900円)などのうどん・そば類、「かつ丼」(850円)や「海鮮丼」(1,600円)などの丼類、「とんかつ定食」(1,100円)や「長州鶏唐揚げ定食」(1,100円)などの定食を提供する。
そのほか、洋食として、「オムライス」「自家製カレー」(以上800円)のほか、「豚バラの燻製丼」(880円)、「燻製ラーメン」(780円)なども用意。
原田店長は「当面は昼間のみ営業する。オープン後は地元の方から『心待ちにしていた』といううれしい声をいただき、予想以上に求めてくださっていたことを実感した。生活の楽しみの一つである外食で、お客さまに笑顔になっていただければ」と話す。
営業時間は11時~15時。