起業やスタートアップ・企業の新規事業開発に必要な考え方や手法などを初歩から体系的に学んでもらう「アントレプレナースクール」が6月25日、「うべ産業共創イノベーションセンター 志(うべスタートアップ)」(宇部市中央町3)で開かれる。
全6プログラム・8日間のスクール形式で行う。対象は、起業を考えている人や学生、新規事業開発を任されている企業担当者などで、年齢や職業などに関係なく参加できる。
同施設のプロジェクトマネジャー・河内一泰さんは「地域・顧客・社会を意識して課題に着目することで、地元でも新しい市場を作ることができる。考え方の初歩から学ぶので初心者にも参加してもらいたい。必要なのは『何かを成し得たい』という思い。志を持つ人に集ってもらえれば」と呼び掛ける。
セミナーでは、ビジネスモデルを組み立てる前の「顧客課題の仮説検証」などをロールプレイングを通して実践形式で学べるほか、受講者それぞれが課題と感じている事柄を設定して、具体的な事業プランを組み立てることができる。
メイン講師に大手企業の新規事業創出などに携わるアルファドライブ(東京都千代田区)インキュベーション事業部事業部長の古川央士さんを迎えるほか、都市部の起業家を招いた講演も予定する。
河内さんは「宇部から地元の課題を解決するビジネスプランが生まれれば」と話す。
参加無料。申し込みはホームぺージで受け付ける。