「新世紀エヴァンゲリオン」のグッズを販売するオフィシャルストア「EVA STORE LIMITED(エヴァ ストア リミテッド)」が6月12日、山陽小野田の商業施設・おのだサンパーク(山陽小野田市中川6)に期間限定でオープンした。運営は丸井グループ(東京都)。
「シン・エヴァンゲリオン劇場版:II」(総監督=庵野秀明さん)の公開を記念して全国各地で展開する同ショップ。県内では唯一。フィギュアや菓子、書籍、文房具、雑貨やTシャツなどのほか、ストア限定商品など約500アイテムをそろえる。作品に登場するメインキャラクター「綾波レイ」などの等身大タペストリーやキャンバスアートも展示。撮影もできる。
「丸井グループ」が発行するクレジットカード「エポスカード」とエヴァンゲリオンがコラボした「エヴァンゲリオンエポスカード」の入会も会場で受け付ける。デザインは、渚カヲルと初号機、集合体の3種類から選べる。
サンパークのエポスカードセンターチーフ・松本直也さんは「初日は、開店と同時に来客があり入店規制をかけた。初日から来店が途切れず目標にしていた会員募集数を2日間で大きく上回り、予想以上のスタートとなった」と振り返る。
エポスカード営業推進部営業推進2課リーダーの岩野淳一さんは「庵野総監督の出身地である山口県でも、ぜひ開催して盛り上げたいと思っていた」と話す。
ストアでは現在、「シン・エヴァンゲリオン劇場版:II」の新バージョン「EVANGELION:3.0+1.01」の上映が6月12日に始まったことを記念して、同日以降の日付がある映画鑑賞券(チケット)の半券を提示した人にタイトルロゴステッカーを進呈している。松本さんは「上映初日に半券を持ってくる人や、2日間連続して来店する人もあるなど熱量を感じた」と話す。
サンパークを運営する小野田商業開発営業部の土井升太さんは「コロナ禍で当施設の利用が鈍ってしまっていたが、活気付けることができれば。地元の人にも、今や身近な存在の『エヴァ』を楽しんでほしい」と話す。
オフィシャルストアの出店は6月20日まで。