ラーメン店「るいるい軒 恩田店」(宇部市笹山町1、TEL 0836-32-6166)が6月16日、宇部・恩田にオープンした。
場所は恩田小学校の隣。新川に次ぐ2店舗目の出店で、ランチタイムと夜に営業する。新川の1号店は1999(平成11)年に開業。「シメの一杯」のラーメン居酒屋として地元で人気を集めているという。2016(平成28)年には、JR宇部新川駅近くにギョーザ専門店「満塁」もオープンした。
今回の出店について、店主の松岡塁さんは「1号店は18時から営業だが、コロナ禍で夜の需要が『弱く』なったことを感じ、何か動かなくてはと考えていたところに出店の話をもらった。チャンスと思って出店を決めた」と話す。
店舗面積は約30坪。店内はカウンター10席、テーブル16席。提供するラーメンは、自家製の細麺を使い、スープは、豚骨や鶏ガラ、ニンニク、ショウガ、ネギなどの香味野菜をじっくり煮込み、毎日継ぎ足して作る。
看板メニューは、豚骨スープに溶き卵を落として仕上げる「ときたまらーめん」(730円)。スタンダードの「らーめん」(630円)、女性に人気という「梅ジソ塩らーめん」(780円)、「ちゃーしゅーらーめん」(880円)、「黒ゴマ担々麺」(980円)も用意する。
ギョーザは、ニンニク不使用の「ギョーザ」(290円)、「ニンニクギョーザ」(330円)、「シソギョーザ」(330円)の3種類を提供する。
「麻婆丼」(580円)など新たなメニューも加えたほか、「唐揚げ」(400円)、「フライドポテト」(350円)などのサイドメニューもそろえる。提供するラーメンや丼は、レギュラーサイズとハーフサイズの2種類のサイズを用意する。
新たな取り組みとして、今年1月にグランドオープンしたうべモール型ECサイト「うべわくわく市場」で、店の味が自宅で楽しめる「お土産ラーメンセット」などの販売を開始した。同商品はテークアウトでも販売する。
オープン後の様子について、松岡さんは「道路沿いで立ち寄りやすくなり、ビジネスマンから、土曜・日曜の家族連れまで幅広く来店していだだている」と話す。
「(支店では)初めてになる2号店の出店なので、模索しながらではあるが昼と夜での客層の違いも分かってきて少しずつつかめてきた。まだお越しになったことがないお客さまにも当店の味を届けていきたい」とも。
営業時間は、11時~15時、17時~21時。月曜定休。