手打ちそばを提供する飲食店「melimelo 28+(メリメロ ニハチ プラス)」(TEL 090-1833-7199)が7月29日、宇部市相生町にオープンした。
同所の程近くで営業していた「cuisine meli melo(メリメロ)」オーナーシェフの津田邦彦さんが、「新しいスタイルでの料理やお酒を提供したい」と場所を移転し、店名を変更した。
これまでは洋食とワインを中心に提供していたが、新たに和食や日本酒もメニューに加えた。手打ちそばは、北海道産の臼でひいたそば粉を仕入れ、津田さんが手打ちする。そばは店名にちなんだ「二八そば」を提供し、「麺はしなやかで食感は滑らか、つるりと喉を滑り落ちるよう」と津田さん。
現在は市内の畑で農業も行う津田さん。「これまでは広い店で営業してきたが、もともとこぢんまりとした空間でやりたかった。そんな中でコロナ禍になり、修業してきた手打ちそばも提供したいという思いもあったことから今回思い切って新しい形態にチャレンジすることにした。料理とお酒を楽しんでもらい、締めに手打ちそばを堪能してほしい」と笑顔を見せる。
店舗面積は約12坪で、カウンター7席、テーブル8席を設ける。客席の間には新型コロナ対策として、飛まつガードパネルを設置する。
メニューは、「手打ちそば」(冷・温、850円)のほか、その日の仕入れ状況で素材が変わる「本日の刺身orカルパッチョ」(600円~1,000円)、自身が栽培した野菜も使う「野菜の天ぷら」(700円)、「手羽先のから揚げバルサミコ風味」(600円)、「合がもロース」(1,500円)など。メニューの一部は数日間で変更し、常連客でも新鮮さを楽しめるようにする。
営業時間は18時~24時。月曜~水曜定休。状況によって閉店時間の変更や休みがある。