男子プロバスケットボール・Bリーグ3部(B3リーグ)に参入した「山口ペイトリオッツ」の開幕戦が10月2日・3日、宇部の「俵田翁記念体育館」(宇部市恩田町4)で行われる。
山口ペイトリオッツは、2021年4月にB3リーグ参入が決定。山口県内では、サッカーJ2・レノファ山口に続く2つ目のプロスポーツチーム。運営は「山口プロバスケットボール」(宇部市錦町、成田俊彦社長)で、「3年以内の上位リーグ(B2)への昇格」を目標に据える。
今季のB3リーグは、2022年5月までに全15チームによる4回戦総当たりのリーグ戦を実施し、1クラブ56試合(ホーム28試合・アウェー28試合)を行う。ペイトリオッツは、宇部の俵田翁記念体育館を中心に、山口や萩、下関、周南など7会場でホームゲームを開催する。
開幕戦を前に9月28日、成田社長やジョン・サンテイトンHC(ヘッドコーチ)、選手ら6人が篠崎圭二宇部市長を表敬訪問した。篠崎市長は「チームの勝利を期待している。皆さんの活躍する姿を見て、宇部市全体が元気になることを心から期待している。宇部市としても団結して応援したい」とエールを送った。
ジョン・サンテイトンHCは「皆さんが参加してくれることを楽しみにしている。自分たちのためだけでなく皆さんのために頑張りたいと、毎日一生懸命練習している。私たちが宇部市に住んでいることを知ってもらい、市民の皆さんを代表していることを分かってもらえるようにベストを尽くす」と話す。
キャプテンを務めるモーガン・ヒカル・エイケン選手は「試合だけでなく練習からチーム全体でエナジーを出せるように取り組んでいる。速いテンポで攻撃し、最後まで守備を頑張るバスケットボールを展開していきたい。山口の皆さんと一体になって戦っていきたい」と意気込みを話した。
開幕戦は10月2日・3日の14時から、豊田合成スコーピオンズと対戦する。