調理師の夫婦が運営する食堂「まごころ食堂」(宇部市東本町1)が11月1日、宇部にオープンした。
店主は調理師の元山陽子さん。「まごころのこもったお料理を」をコンセプトに、夫で調理師の智也さんと共に切り盛りする。店舗面積は33坪。席数は、テーブル席13席、カウンター席3席。
元山さんが以前勤めていた飲食店で、多くの人がネギ入りメニューを頼んでいたことからヒントを得て、すべてのメニューに無料で青ネギと白ネギをかけ放題にする。
出店のきっかけについて、元山さんは「夫婦共に料理好きで、自分たちが本当に好きなことにチャレンジしたいという思いで独立した。最初はキッチンカー形式で始めたが、やはりきちんと居を構えてやりたいという思いになり、ちょうどいい物件も見つかったことから出店した」と話す。
提供するメニューは、「唐揚げ定食」(700円)や「ステーキ定食」(1,000円)などの定食のほか、「オムライス」(630円)や「お好み焼き」(600円)、「焼きそば」(500円)などの鉄板メニュー。お好み焼きなどに追加できるトッピングも提供する。
ドリンクは、ウーロン茶、メロンソーダ(以上150円)、クリームソーダ(280円)。デザートはアイス(バニラまたはチョコマーブル、130円)を用意する。
テークアウトメニューは、「ライスonハヤシ丼」(500円)、「カットステーキ丼」(850円)など。
元山さんは「何度でも来てもらえるようにリーズナブルな価格設定にした。食べた人が思わずうなずくようなおいしい料理を提供できれば。おいしかったからまた来ようと思ってもらえるような店にしていきたい」と話す。
「とにかく今は知名度を上げて、ファミリーはもちろんお一人さまの方にも来てもらいたい。後々は企業向けの宅配弁当サービスもやっていければ。『ここに食堂ができて良かった』と思われたい」とも。
営業時間は、11時~14時30分、17時~20時(食材無くなり次第終了)。月曜・祝日定休。