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宇部・小野のレストラン「ガルデン ラ・ヴァンヴェール」が10周年、地域活動にも注力

笑顔を見せるオーナーシェフの戎谷さん(左)と妻の公美さん

笑顔を見せるオーナーシェフの戎谷さん(左)と妻の公美さん

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 宇部市小野のレストラン「Garden La Vent Vert(ガルデン ラ・ヴァンヴェール)」(TEL 0836-64-2011)が9月13日、10周年を迎えた。

同店のハンバーグやデザート

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 小野湖畔の自然に囲まれたイングリッシュガーデンレストラン。青い扉の外観に時代物の古時計などを配置した店内の席数はカウンター8席、テーブル12席。小野湖を眺めながら食事ができるテラス席も設ける。オーナーシェフの戎谷孝之さんとホールを担当する妻の公美さんが夫婦で経営し、手作りのハンバーグやピザをメインに提供する。

 これまでを振り返り、孝之さんは「10年前に家族で店を開き、常に初心を忘れずに月日を積み重ねてきた。お客さまをはじめ、地域の人や市職員などたくさんの人に助けられ、支えられ、店は皆さまのおかげで成り立っている。庭の手入れなど、どうしても手が回らないときは周りの方がカバーしてくれることがあるなど、本当に恵まれている。感謝してもしきれない。これからも変わらず同じペースで、夫婦2人でゆっくりと長く店を続けていけたら」と話す。

 メニューは、オープン当初から提供しているという3日間かけて仕込む国産牛100%の「ハンバーグ」や生の生地で作る「本場ナポリのピッツァ」(以上1,650円)の看板メニューのほか、「ステーキ」(3,300円)、自家製ルーの「牛すじカレー」(1,650円)なども提供する。

 同店は、地元食材を使用して地産地消にこだわっているという。北部地域を盛り上げようと地域おこし団体「北翔六星」を立ち上げるなど地域活動にも力を入れている。孝之さんは「店を始めるときからだが、やらない理由を考えるよりどうやったら実行できるかを考えるようにしている。高齢化が進むこのエリアの移住者を増やし、地域を盛り上げて恩返ししていきたい」と話す。

 公美さんは「秋にはポプラの紅葉、春には桜、バラなど四季折々の花をめでながら、小野の自然の澄んだ空気を感じ、緑の風の中、非日常の空間でゆっくりと過ごしてもらえれば」と笑顔を見せる。

 10周年を記念して10月11日までの平日限定で、予約してから来店の客に限り同店で人気というパン「焼きたてフォカッチャ」を進呈する。

 営業時間は11時30分~15時。前日までの予約で17時以降も対応する。火曜・水曜定休。

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