イルミネーションイベント「TOKIWAファンタジア2021」が現在、宇部ときわ公園(宇部市則貞3)で行われている。
11月28日に始まった同イベント。テーマは昨年と同じで「夜の遊園地がメディアアートの美術館に変わる」。宇部市制施行100周年記念事業、山口ゆめ回廊博覧会イベント、TOKIWAファンタジア推進協議会事業の一環として実施する。
会場では、恒例の一般公募によるイルミネーション作品約40作品を展示。宇部市内の園児が書いた絵などをLEDライトで灯す「クリスマスカードイルミネーション」、国内外で活躍するメディアアーティストの中山晃子さん、MES(めす)、指輪ホテル、穴井佑樹さん、中崎透さんの5組による作品などが公園を彩る。期間中は毎日、公式サイトに掲載されているキッチンカ―がランダムで出店する。
25日には、山口ゆめ回廊博覧会を締めくくるクロージングイベントとして、音楽家のharuka nakamuraさんと女優の鶴田真由さんによるライブ公演も行う。
宇部市観光・グローバル推進課の山本圭祐さんは「普段なかなか見ることができないような国内外で活躍するアーティストによるメディアアートを近くで鑑賞できるよい機会。小さいお子さんにも『宇部にこんなところがあるんだ』と肌で感じてもらいたい。心に残る体験になればうれしい」と話す。
開催時間は18時~21時30分(17時30分開場)。12月31日、1月1日休園。入場料は、当日券700円、パスポート1,000円。高校生以下と障害者手帳を提示した人は無料。UBEビエンナーレ彫刻の丘ライトアップや竹で作るオブジェ、クリスマスカードイルミネーション、イルミネーションコンテストの一部は無料で観覧できる。来年1月16日まで。ライブ公演の鑑賞は要申し込み。