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宇部市の特産品通販サイト「うべわくわく市場」が開設1周年 記念キャンペーンも

「うべわくわく市場」で販売する「ゆるチョーコクン」を手に笑顔を見せる小森さんと、市イメージキャラクターの「チョーコクン」

「うべわくわく市場」で販売する「ゆるチョーコクン」を手に笑顔を見せる小森さんと、市イメージキャラクターの「チョーコクン」

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 宇部市が運営を手掛けるネット通販サイト「うべわくわく市場」が12月21日、開設1周年を迎える。

ECサイトで販売している「うべっちゃ詰合わせ」

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 新型コロナの影響を受けた市内の農・漁業者、特産品生産者などの支援、販売促進を目的に開設した同サイト。開設当初の商品は18事業者35品目ほどだったが、12月中旬時点で54事業者約300品目に増え、同サイトの累計売り上げは約770万円、会員登録者数は約1400人となった。

 宇部市からの委託を受けて同サイトを運営する「サブロクイメージワークス」(中尾1)の小森愛美さんは、「『店を知ってもらうきっかけになった』という事業者の声や、『行ったことがなかった店の商品を購入して、おいしかったので実際に行ってみた』という利用者の声もある。地元での良い循環が今後さらに生まれていけば」と話す。

 同サイトでは現在、1周年記念イベント「わくわくマラソン」を行っている。サイト内の買い回りで最大30%を割引するほか、1店で3,000円以上の購入は送料無料にする。来年1月31日までを予定し、予算に達し次第終了する。

 同サイトはこれまでも、季節ごとに特集を組んだり、キャンペーンを行ったりして需要を喚起してきた。現在は、年末年始に向けて「お歳暮・おせち特集」を掲載している。地元商品の詰め合わせや、「産直野菜」詰め合わせの定期宅配コースが県外からも人気でリピート率が高いという。

 小森さんは「市内の事業者に幅広く声を掛けて出店を増やしてきたが、事業者側からの出店希望も増えてきた。コロナ禍での中食需要の高まりや販売ルートの開拓など、地元事業者のECサイトに対する意識の高まりを感じる」と話す。

 「宇部のいいものやおいしいものを全国に届けたい。1年をかけて多くの方に利用してもらえるサイトに育ってきたが、もっと商品数を増やして宇部を盛り上げていけたら」とも。

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