サッカーJ2のレノファ山口FCが2月20日、ホームスタジアム「維新みらいふスタジアム」(山口市維新公園4)でロアッソ熊本と対戦する。
2022シーズンのJ2リーグ開幕戦。今季は、カタール・ワールドカップが11月に開かれるために開幕が前倒しされ、10月下旬には最終節を行う過密日程。レノファは1月8日に始動し、同下旬には鹿児島で1週間のトレーニングキャンプを実施した。
昨季途中から監督に就任し、今季も継続して指揮を執る名塚善寛監督は「いろいろあって100パーセント予定通りとはいかなかったが、開幕直前までやれることをしっかりやって100パーセントに近づけるようにいい準備をしたい」と話す。「サポーターの皆さんに一つでも多くの勝利を届けることが一番なので、そのために目の前の試合をどうやって勝つかということだけを考えてチーム全体で戦っていきたい。常に成長できるように、自分たちらしく最後まで諦めないサッカーを見せたい」とも。
今季から新たに主将を務める渡部博文選手は「チームに新しいメンバーも入り、競争っていう意味ではすごくいい雰囲気で、ただ仲がいいっていうグループではなく、自分が開幕戦に出るんだっていう強い気持ちを持って競争の中でトレーニングができている」と話す。
対戦するロアッソ熊本は、昨季J3を優勝し4年ぶりにJ2に復帰する勢いのあるチーム。熊本について、渡部選手は「かなり手ごわいチームだと感じている。勢いを持って勝ち上がってきたチームだけど、勢いだけではない自分たちの形みたいなものがあって、すごく自信を持ってサッカーをしている印象がある。しっかりと脇を締めて臨まなければいけない」と、最大限に警戒する。
当日は、ホーム戦イベント「オレンジドリームパーク」が9時30分に始まり、恒例の飲食ブース「グルメガーデン」や山口県の特産品が抽選で当たる山口県ブースなどのイベントを展開。ハーフタイムには、女子フットサル・ミネルバ宇部の選手がトークショーを行う。
13時30分キックオフ。