サッカーJ2のレノファ山口FCが2月27日、ホームスタジアム「維新みらいふスタジアム」（山口市維新公園4）でブラウブリッツ秋田と対戦する。

レノファの吉岡雅和選手

　開幕戦となった前節、ホームでロアッソ熊本と対戦したレノファ。前半に新加入の生駒仁選手のゴールで先制したが、後半に熊本のカウンター攻撃から追い付かれて1-1で引き分けた。名塚善寛監督は「できたところもあるし、もうちょっと改善しないといけないところもあった。でもやっぱり決め切るところ、チャンスを逃さないというところが今後も大事になってくる」と話す。

　先発フル出場し、多くの好機を演出した新加入の吉岡雅和選手は「自分の持ち味は出せたと思うけど、チャンスで決め切らないといけない。チームがいいリズムの時に追加点を取れる力を付けたい」と、得点できなかったことを悔やんだ。

　今節ホームに迎える秋田は、攻守での切り替えの速さやボールの奪い合いの強さにおいて、J2でも屈指の強度を誇るチームで、昨季はJ2初参戦ながら13位に食い込んだ。その秋田について、名塚監督は「切り替えの速さなどは本当に見習うべきチームだと思う。先制点を許すと秋田さん相手だと難しい試合になる」と話す。

　「守備も含めてボールを奪いにいくところが大事だし、ボールを奪った後の攻撃も大事になる。球際や戦う部分も含めて、秋田さん相手に今の自分たちがどれだけやれるのか楽しみにしている。どんなサッカーに対しても自分たちのやり方を貫いて、勝ち点3を取らなければ上にはいけない」とも。

　当日は、ホーム戦イベント「オレンジドリームパーク」が10時に始まり、恒例の飲食ブース「グルメガーデン」のほか、地域の中核企業として経済産業省から選定されている山口市内の「地域未来牽引企業」の取り組みをパネルで紹介するブースを設置する。

　14時キックオフ。