萩市の飲食店などで現在、萩のブランド魚「真ふぐ」をPRする「萩の真ふぐキャンペーン」が行われている。
コロナ禍で中止された「萩の真ふぐ祭り」の代替イベントとして同実行委員会が実施。2月~4月に旬を迎えるマフグの期間限定メニューを市内10の飲食店で提供する。1月から開催中の「萩のおいしい地魚グルメキャンペーン」とも連携し、期間限定メニューを食べると萩の地魚夕食付ペア宿泊券などが抽選で当たるシールラリーに応募できる。
「鯖島食堂」(明石)ではマフグの唐揚げが付く「真ふぐ定食」(1,200円)、「旬ダイニング 楽」(東田町)では「真ふぐとはなっこりーのカルパッチョ(夏みかんソース)」(800円)など地元食材と合わせて楽しむメニューを提供する。
2021年3月に萩市と阿武町の6酒蔵が製造する日本酒が、地域の風土と結びついた特産品を保護する国の制度「地理的表示(GI)」に中国・四国地方で初めて指定されたことを受け、新酒の蔵出しの季節に合わせたキャンペーンも同時に行う。各蔵元がマフグに合わせた日本酒を醸造し、各飲食店で料理と一緒に提供する。
萩市水産課の椙本学さんは「萩が全国トップクラスの水揚げを誇るマフグとGI萩の日本酒の魅力を合わせて知っていただく絶好の機会。最も旬な時期に楽しんでもらえれば」と話す。
期間中、市内や自宅で食べたマフグの感想をインスタグラムに投稿すると「天然真ふぐセット」が当たる抽選や、刺し身などのお取り寄せセットや「おつまみ付地酒セット」の送料無料配送も実施(数量限定)。
今月13日には、県漁協はぎ女性部が道の駅「萩しーまーと」親水公園で「真ふぐ鍋」300食を無料で振る舞う。10時開始。
同キャンペーンは3月27日まで。