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山口に「らーめん屋 福々廊」 業態変更し、「個室でラーメン」提供へ

「女性客も入りやすい雰囲気になっている」と話す勝嶋さん

「女性客も入りやすい雰囲気になっている」と話す勝嶋さん

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 「らーめん屋 福々廊」(山口市駅通り2)が3月6日、山口市駅通りにオープンした。

提供する「しょう油とんこつらーめん」

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 おばんざいランチや予約制コース料理を提供していた「福々廊」の店主、平岡進一さんがラーメン店への業態変更を考えていた時に、湯田温泉でラーメン店を経営していた勝嶋寛祐さんに声をかけた。勝嶋さんはラーメン店の勤務や経営など飲食業界10年目になる。昨冬に経営する店を畳むことを考えていたが、店長として働くことを決めた。

 席数はテーブル35席、カウンター5席。コンセプトは「個室でラーメン」で、「細い路地を通るようなイメージ」の内装は変えず、個室をメインにゆっくりと食事ができる雰囲気はそのまま残した。

 圧力鍋で炊く豚骨スープは、鍋と相性の良い骨の部位を選び、短時間で煮込んで作るのに適した素材を使う。メニューは勝嶋店長のこれまでの経験を基に平岡さんと相談しながら、味見を重ねて完成。豚骨系のラーメンには刻みタマネギをのせ、さっぱりとした口当たりに仕上げた。

 提供するラーメンは、「醤油(しょうゆ)とんこつ」(720円)、「塩とんこつ」(720円)、「しじみラーメン」(850円)の3種類。ラーメンにギョーザとごはんが付く「餃子(ギョーザ)定食」(320円増し)、唐揚げとごはんが付く「唐揚げ定食」(350円増し)のほか、「カレーライス(サラダ、スープ付き)」(680円)も用意する。

 夜限定でチャーシューの単品「チャーシューの玉手箱」(850円)を提供し、生ビール(480円)やハイボール(480円)、日本酒(2,000円)などと一緒に、居酒屋のように楽しむこともできる。

 勝嶋さんは「おいしかったと言ってもらえることがやっぱりうれしい。これまでの店の常連さんが、自分のラーメンを求めて来てくれることもあり、忙しくさせてもらっている。ずっとある身近な存在のラーメン店でありたい」と話す。

 営業時間は11時30分~14時30分、17時~21時30分。水曜定休。

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