桜と地元飲食店の春スイーツを楽しんでもらうイベント「桜咲く橋の上のアフタヌーンティー」が3月25日、長門・湯本温泉で始まった。
萩焼作家・金子司さんが製作したティーセットに地元飲食店のスイーツを盛り付け、橋上に設置したテーブル席で桜を眺めながら「アフタヌーンティー」を楽しんでもらうイベント。湯本温泉随一といわれるお花見スポット「一ノ瀬橋」で、「長門で桜が一番華やかに見える橋の上で春を楽しんでもらいたい」と企画した。
音信川沿いの遊歩道や川沿いにある地元飲食店が出店し、クーポンと引き換えに各店が春をテーマにしたスイーツを提供する。
主催する長門湯本温泉まちのエリアスタッフ・永田尚祥さんは「桜とともに、温泉街の春限定のスイーツをまとめて楽しめる企画。今後も音信川を利活用し、季節を通じてそぞろ歩きを楽しむ企画を考案していきたい。『オソト天国』をコンセプトにする長門湯本温泉にしかない魅力を温泉街の活性化につなげられたら」と話す。
13時受け付け開始(スイーツチケット渡し、スイーツ購入)。スイーツの提供時間は13時30分~15時。料金は1組2人=4,500円。10組(20人)限定で事前申し込みが必要。1組につきスイーツ交換用のクーポン5枚を進呈するほか、兵庫県芦屋を拠点にする「紅茶専門店Uf-fu(ウーフ)」のオリジナルティーを用意する。4月4日まで(3月29日・30日・31日を除く)。
連携企画として、萩焼ギャラリーカフェ「cafe&pottery音」で金子さんの作品を展示する。4月28日まで。瓦そば専門店「柳屋」が「桜あん団子」を提供するなど、長門湯本温泉街の飲食店では春限定スイーツを提供する店もある。
長田さんは「クラフトビア・アソシエーションが日本国内で醸造出荷されるビールに特化して行う審査会『ジャパン・クレートビア・アワーズ2022』にで、当温泉に醸造所を構えるブリュワリー『365+1(サンロクロク)ビール』が金賞を受賞したこともあり、温泉全体が盛り上がりつつあると感じる」と喜ぶ。