マルシェイベント「2022ほたるマルシェ~吉部deナイト~」が6月4日、宇部の吉部小学校旧校舎(宇部市東吉部)で開かれる。
東吉部地区は市内有数のホタルの生息地として知られ、藤ヶ瀬川や厚東川などの清流沿いでゲンジボタルとヘイケボタルを観賞できる。
主催は、宇部市北部地域の活性化を目的に活動する地元有志団体「うべの里生徒会」で、今年度のイベント第一弾として実施。当日は、「ホタルかご」や「ホタルかご制作キット」の販売のほか、子ども用ランバイク試乗や鉄道模型走行、ミニジオラマ制作、アニメーション上映などが行われる。
マルシェやワークショップでは宇部市内の飲食店やハンドメードグループなどが雑貨やスイーツを販売する。キッチンカーの出店や、うべの里生徒会が同校舎で運営する「職員室カフェ」も行う。
イベントを担当する柳ちえみさんは「生徒会としては初めて夕方に開催する。ホタルは時期を合わせなければ楽しめない今だからこそのイベント。地元でこんなにも幻想的なホタルの風景が見られることを知ってもらえるきっかけになれば」と話す。
「生徒会の発足から5周年になるが、地域の人から『吉部小でのイベントはいつやるの』と聞かれたり、運営スタッフに地域の大学生が参加したり、活動が地域に根付いていることを実感する。今後も季節に応じたイベントをやっていきたい」とも。
開催時間は16時~19時30分。