「Sweets ＆ Dining MAHALO（スイーツアンドダイニング マハロ）」（山口市湯田温泉1）が6月6日、湯田温泉にオープンした。

提供する「ハワイアンスペシャルパンケーキ」

　コミュニティーを通じていろいろな人に楽しんでもらえる環境をつくろうと「たくさんの人が集まれる場所」をコンセプトに、「Revelize」（平井）が4店舗目の飲食店としてオープン。同店をマネジメントする池田裕哉さんは「夜に本格的なスイーツが食べられる珍しい店。流行を作り出す若い女性が集まりやすいようにスイーツを推している。味はもちろん、映える見た目にも注目してほしい」と話す。

　店内は、物件に元々あったというレトロ感を生かし、清潔感があって居心地がいい空間を目指す。カウンター席、テーブル席を併せると40人程度が収容可能で、個室のVIPルームでは、ダーツとカラオケも楽しめるようにした。20～30代の女性が多い一方で、男性の1人客の来店もあるという。

　使う食材はその日に仕入れる。料理人でもある店長が毎日買い出しに行き、自分の目で確かめて購入するといい、週替わりや日替わりでお薦めのメニューを提供する。ホテルでパティシエとしても働いていた吉井恵美さんは「自分が作ったスイーツを食べて、お客さんが喜んで帰るととてもうれしくやりがいを感じる」と笑顔を見せる。

　スイーツとフードは洋食を中心に100種類以上を用意。看板メニューは「ハワイアンスペシャルパンケーキ」（1,720円）。スイーツは「ショコラテリーヌ」（620円）、「バスクチーズケーキ」（680円）、「季節のフルーツショートケーキ」（820円）なども用意する。フードは「ウニクリームパスタ」（1,700円）、「マルゲリータピザ」（1,000円）、「タイのカルパッチョ」（980円）、「生春巻き」（680円）などを提供する。

　ドリンクは「ビール」（600円）、「ウォッカトニック」「ジントニック」（以上700円）、「スノードロップ」「メロンボール」（以上700円）などを用意。客単価は約4,000円。

　オープンから1カ月。池田さんは「たくさんの人に来店してもらえ、口をそろえて『おいしい』と言ってもらえる。お客さんとの距離が近く、笑顔で話して笑顔で帰られることが印象的で、人とのつながりが楽しい」と話す。

　「すでにリピーターも多い。スイーツといえばMAHALOと言ってもらえるようにブランド化していきたい。湯田温泉で一番のお店になりたい」と意気込む。

　営業時間は18時～24時。火曜定休。