地元食材を使ってエヴァンゲリオンに関連したメニューを提供する「まちじゅうエヴァグルメフェア」が現在、宇部市内の飲食店で開かれている。
7月8日から始まった「まちじゅうエヴァンゲリオン第2弾」の一環。第1弾で参加した店舗や初参加の飲食店など計32店が各店で趣向を凝らした食事やスイーツ、カクテルなどのメニューを提供する。
国際ホテル宇部の創作ダイニングカメリアは「トーフミートバーガー初号機覚醒風」(1,760円)、ごはん充実カフェテリアトレボルは「エヴァフロート」(800円)を提供。初出店は、「エヴァンゲリオン×宇部かま ご当地かまぼこセット(桐箱入り)」(2,700円)を提供する宇部蒲鉾本社直売店、「初号機風かき氷」(700円)を提供するふくろうカフェ アウルの城など12店。
参加店の一つ、サンドイッチ専門店「クムクムサンド」(宇部市常盤町1)では、2号機カラーの赤をテーマにサルサソースで仕上げた「2号機サルサチキン」(650円)を提供する。
同店の玖村奈津実店長は「町の活性化に貢献できればと第1弾から参加しているが、東京や九州など県外からの来店や、前回来てくれたお客さまが再び来店してくれた。店内の窓ガラスに登場人物5人を描くなどエヴァの装飾にもこだわり、エヴァとクムクムサンドを写真に収めて楽しんでもらえている様子でうれしい」と笑顔を見せる。
主催する宇部市地域ブランド推進課の西中和豊課長は「夏休みに入り、山口県立美術館で『庵野秀明展』が開かれていることもあってSNSでの投稿も増えてきた。グルメはもちろん、店の人とも会話を楽しんでもらい、当フェアをきっかけに宇部や地元の食をPRしたい。感染対策を行いながら宇部を巡って楽しんでもらえれば」と話す。
今年5月まで開催された第1弾に続き、オリジナルグッズを進呈するスタンプラリーも実施する。参加店で対象メニューを注文すると、「アスカ」「カヲル」「マリ」の3種類のスタンプが押せる。各店でスタンプは異なる。
9月4日まで。