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山陽小野田に新ガラスブランド「くらすグラス」誕生 常設展示、販売も開始

5人のガラス作家がそれぞれの個性を出して作り出す「くらすグラス」

5人のガラス作家がそれぞれの個性を出して作り出す「くらすグラス」

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 山陽小野田に誕生した新ガラスブランド「CLASS GLASS(くらすグラス)」の披露目イベントが8月6日、きららガラス未来館(山陽小野田市小野田)で行われた。

「くらすグラス」の作品

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 ガラス文化の発展を目的に、同市がブランド化を推進する事業。昨年度からガラス作家と三越伊勢丹(東京都新宿区)、日本デザインセンター(東京都中央区)と共同で進めてきた。

 ブランドコンセプトは「きらめきと暮らす」で、「『暮らす』に寄り添うやわらかさと凛とした上質さを表す」という。同館を拠点に活動するガラス作家の西川慎さん、川田絢子さん、松尾具美さん、池本美和さん、橋本倫礼さんの5人がそれぞれの個性で作るガラスアートを提供する。

 館内ギャラリースペースは、ガラスの音を組み合わせて制作したBGMにブランドコンセプトを合わせた空間づくりが施され、器や花器、グラスなどの作品約200点の展示販売も開始。価格帯は3,000円~2万円。

 披露目イベントでは作家や藤田剛二山陽小野田市長らがトークショーを行い、ブランド化までのエピソードなどの秘話を明かした。

 西川さんは「この2年間、どのようなブランドにするかをひたすら話し合ってきた。大量生産する工業製品ではなく、重厚なアート作品でもない。日常に溶け込み世代を越えて使ってもらえるものを目指した」と話す。

 「このブランドを通してこれまで以上に贈り物や日常利用で触れてもらえる機会が増えれば。焼野海岸を目の前にしたこの素晴らしい環境も大切にしながら、山陽小野田が『ガラスアートの町だ』ということを発信していきたい」と意気込む。

 同館の営業時間は9時~17時。月曜・火曜定休。

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