米国で行われたゴルフのティーショットの飛距離を競うロングドライブコンテストで7月30日、宇部在住のプロ選手・三隅直人さんが日本人初優勝を果たした。
米国・コネチカット州で行われたPLDAドラコン世界大会予選「コネチカット・チャレンジ」。三隅プロは、一回戦=373ヤード、二回戦=363ヤード、三回戦=394ヤード、四回戦=370ヤードの成績で決勝に進み、決勝は372ヤードで優勝した。
三隅さんは「優勝がうれしいのはもちろんだが、今年からアスリートの活動に専念するために脱サラして独立したので、その選択に結果が伴ったことに安心した。競技に集中できたことが結果につながったと思う。人生の節目としてチャレンジした選択は間違いではなかった」と話す。
6月29日に米国で行われたPLDA世界ツアー選手権「ATC BLUFF CITY SHOOTOUT」で日本人過去最高となる6位の成績を収めたほか、8月7日には奈良で行われた日本ドラコン選手権大会「LDJ×GD 2022 Japan long drive championship」で優勝して大会史上初の三連覇を達成した。三隅さんは「目標にしていた三連覇も達成でき、今年は特別な年になってきている。9月に初めて行われるアジア大会や世界大会でも優勝を目指したい」と意気込む。
8月8日には、マンツーマンで指導する会員制プライベートゴルフサロン「LOWMEL BULL GOLF SALON」(宇部市則貞5)を開いた。三隅さんは「アスリートとしての活動とゴルフサロンの運営を両立していきたい。夢は世界一になることと日本大会で連覇を重ねていくこと。現在の34歳という年齢を考えると現役で活動していけるのはあと5年ぐらいだと思うので、行けるところまで行きたい」とも。
ゴルフサロンは予約制。料金は、1時間1万円、ペアレッスンの場合は1万5,000円。