サッカーJ2のレノファ山口FCが8月20日、ホームスタジアム「維新みらいふスタジアム」(山口市維新公園4)で水戸ホーリーホックと対戦する。
前節はアウェーでファジアーノ岡山と対戦したレノファ。序盤に2点のリードを許すも、高井和馬選手のPKによるゴールと菊池光将選手のゴールで前半のうちに追い付いたが、後半に追加点を奪われて2-3で敗戦した。レノファは現在、7戦勝利なしで順位は18位。
名塚善寛監督は「やろうとしていることはできていたが、失点のシーンやPKを与えたことには原因がある。いろんな部分でまだまだ改善すべきことはあったので、そこはしっかりとフィードバックしてトレーニングしている」と話す。
対戦する水戸は現在13位。レノファとは今季2回対戦しており、前半戦の対戦(第11節)は3-2で水戸が勝利し、天皇敗2回戦では延長の末に2-1でレノファが勝利した。
古巣と対戦する高井選手は「特に意識はしてないけど、この前まで一緒にやっていた選手たちとの対戦は楽しみではある。縦に速い攻撃をしたいチームで、個の力というよりもチーム全体で勢いを持ってくる。その勢いに飲まれないように、こっちも負けずに勢いを持って主導権を握りたい」と意気込む。
水戸戦は、前回のホーム戦と同様に「声出し応援運営検証対象試合」として実施する。ホームゴール裏自由席とアウェーゴール裏自由席に「声出し応援エリア」を設け、声出し応援対象エリアとする。
レノファは、この試合でも「夏限定ユニホーム」を着用する。フィールドプレイヤーはブラック×ゴールド、ゴールキーパーはオレンジ×ブラックの配色で、選手29人全員の声の波形がデザインされている。同ユニホームの着用はこの試合が最後となる。
当日は「夏の維新劇場」と銘打ち、イベントを多彩に展開する。ホーム戦イベント「オレンジドリームパーク」が15時に始まり、恒例の飲食ブース「グルメガーデン」を開く。来場者先着5000人に「オリジナルTシャツ」を進呈するほか、「トクヤマ」ブースでは山口県の竹で作ったエコな応援打楽器「竹クラーベ」を100セット進呈する。
19時キックオフ。