山口きらら博記念公園（山口市阿知須）で11月27日、「きらら☆やまぐち富士商ドームリレーマラソン2022」が行われる。

「月の海」の周りの様子

　同園の利活用を目的に2013（平成25）年に初開催し、今年で10回目となる同イベント。コロナ禍前には300チームを募集していたが、2020年からは規模を縮小して無観客で実施。今年は有観客で行う。

　競技は、2～10人で構成するチームでたすきをつなぎ、1周約2キロのコースを21周してフルマラソンの距離を走る。記録計測用のICタグが装着されたたすきを、ドーム内に設けた「リレーゾーン」で受け渡す。発走開始時間は10時30分で、制限時間は4時間。参加条件は「山口県内在住の1周約2キロを完走できる小学生以上の男女」で、1人が走る周回数は自由。

　「やまぐち富士商ドーム」をメイン会場に園内を周回する。昨年は103チーム846人が参加し、「アップダウンが激しいコースもあるが、コースに変化があり面白い」「ロケーションが良く走っていて楽しい」という感想があったという。

　募集は、年齢･男女を問わない「一般の部」のほか、「職場仲間の部」「小学生の部」の3部門で、先着130チーム。申し込みはウェブサイト「スポーツエントリー」で受け付ける。10月13日締め切り（定員に達し次第終了）。

　各部門の上位1～3位を表彰するほか、参加賞として同イベントのロゴをデザインしたオリジナルTシャツを進呈する。

　同園担当者の椙山慎也さんは「毎年小学生から70代以上まで幅広い参加があり、家族三世代や夫婦での参加もある。今年は観客の皆さんに楽しんでもらえる企画も考えているので楽しみしてもらいたい。家族・友人・学校・職場の皆さまでチームを作って参加いただきマラソンを通してさらに絆を深めてほしい」と参加を呼びかける。

　参加料は1人3,000円（別途スポーツエントリー利用料が必要）。雨天決行。