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山口でナイトバブルイベント「泡浮瑠」 国宝ライトアップとシャボン玉がコラボ

シャボン玉お兄さんこと射場賢一さん(左)と実行委員会の森重隆政会長

シャボン玉お兄さんこと射場賢一さん(左)と実行委員会の森重隆政会長

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 山口市の観光スポットでシャボン玉を披露するイベント「ナイトバブル@五重塔 泡浮瑠 awafuru」が10月8日・9日、「香山公園」(山口市香山町)で開かれる。主催は制作会社や学習塾運営会社、演出照明会社などでつくる「山口市観光スポット×シャボン玉イベント実行委員会」。

会場の香山公園

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 当日は、シャボン玉お兄さんこと宇部で学習塾を経営する「オレンジハーフ」の射場賢一さんがシャボン玉パフォーマーを務め、香山公園内の国宝瑠璃光寺五重塔とナイトバブルを組み合わせ、各日4回、大内弘世公之像前で1回15分のシャボン玉セッションを行う。照明や音楽を巧みに用いながら幻想的な秋の夜を演出するという。

 パフォーマーになったきっかけを夏休みの自由研究の材料としてシャボン玉を扱ったことと振り返る射場さんは「2021年に宇部港で行ったナイトバブルで喜んでもらえたのを皮切りに、全国の人に見てもらおうとパフォーマーとして仕事を受けたり、イベントを企画するようになった」と話す。県内のほか、福岡や広島などでもパフォーマーとして活動する。

 歩きながら演奏をするジプシーヴァイオリニスト・平野郁乃さんによる音楽ライブや、大学生の手品師のマジシャンようじさんによるマジックショーも開く。キッチンカーも来場し、「Nishida Coffee(ニシダコーヒー)」「木の香クレープ」「Cornetto(コルネット)」「Qurune(クルネ)」「LOOP(ループ)」の5台が出店する(「LOOP」は9日のみ)。

 同実行委員会の森重隆政会長は「2年前に参加したイベントで射場さんを見たときに、子どもと大人の笑顔が感動的で、もともと好きだったライトアップされた五重塔をシャボン玉と組み合わせたらもっとすてきになり面白そうだと思った。声をかけたところ、同じことを考えていたことが分かり、構想2年で実現できた」と話す。「ぜひ大切な人と過ごしてほしい。交流人口の拡大やにぎわいの創出にもつながれば」とも。射場さんは「シャボン玉は子どもが楽しむものというイメージがあるが、大人も楽しんでほしい。国宝とのコラボはなかなか見る機会がないと思う」と来場を呼びかける。

 開催時間は17時~22時。前売り券(大人=800円、中高生=300円)は、ローソン「Loppi」、ウェブアプリ「ぶらやま」で販売。当日券(大人=1,000円、中高生=500円)も用意する。少雨決行。

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