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山口にチョコレート専門店「レオニダス」 1粒から選べる楽しさを

「レオニダス」

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 チョコレート専門店「Leonidas(レオニダス) 山口店」(山口市道場門前1、TEL 083-923-8827)が9月11日、山口・道場門前にオープンした。

約50種類を提供するチョコレート

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 「Leonidas」は1913年にベルギーで創業したチョコレート専門店で世界各国に展開。日本では「豊幸産業」(東京都中央区銀座2)が輸入元として全国に店舗を展開する。

 新型コロナで在宅勤務になり、大阪から妻の郷里・山口に移住したことをきっかけに店を開いたという店主の正木学さんは「いつか起業したいと考えていた。山口にない店を開こうと、レオニダスのチョコレートにたどり着いた。東京や大阪での仕事の合間においしく食べていたチョコレートを山口でも提供していきたい」と話す。

 約15坪の店内ではチョコレート約50種類を提供。秋冬は種類を約1.5倍に増やすという。量り売りで、価格は100グラム=1,550円。チョコレートはココアバター100パーセントで、毎週ベルギーから航空定期便で入荷する。

 細切りにしたオレンジの皮を砂糖漬けにしてビターチョコレートをコーティングした「オランジェット」は、日本では年間を通して安定した人気があるという。レーズンやナッツなどをトッピングした「マンジャン」、コーヒーフレーバーのフレッシュクリームにローストしたヘーゼルナッツをトッピングした「マノンカフェ(秋冬限定)」、リキュールシロップをビターチョコレートで包んだ「リカーチョコレート」なども。数種類を箱詰めした「バロタンアソート」「ギフトアソート」も用意する。客単価は2,000円前後。

 オープンから間もなく1カ月。「商店街の店主が『チョコレート店ができた』とお客さんに紹介してくれることもありうれしい」と話す正木さんは「暑い日が続くが、すでにリピーターもいる。県内では初出店だが、同店を知っている人によく出会うことに驚いた。量り売りで1粒から買えるので、選べる楽しさを味わってほしい。細く長く続けていきたい」と笑顔を見せる。

 営業時間は10時30分~18時30分。水曜定休。

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