韓国製の子ども服を販売するセレクトショップ「洒落(しゃれ)とーしゃー」(山口市矢原、TEL 080-1546-2518)が1月8日、山口にオープンした。
2022年5月に下松にオープンした同店の2号店。店主の佐保薫子(ゆきこ)さんは福岡出身の3児の母で、自身の子ども用にと韓国製の子ども服を取り寄せていたという。その魅力を多くの人に伝えようとオンラインショップでの販売を経て、実店舗のオープンに至った。店名は、佐保さんの出身地の方言で「お洒落ですね」の意味。
佐保さんは「下松店は20~30代のお客さんが目立ち、リピーターも多い。山口市から来るお客さんも多く、いつか山口市内に出店したいと思っていた。以前住んでいたこともあり、昨年12月にテナントが見つかったタイミングで出店を決めた」と話す。店内はベビーカーでも入れるようにと、商品をゆったりと配置しているという。
販売する商品は、ロンパースや子ども向けのパンツ、Tシャツ、アウター、セットアップなど。レディース商品も展開し、親子コーデも楽しめる。ネットで取り寄せた商品のほか、佐保さんが実際に韓国で買い付けたブランド品も取り扱う。価格帯は1,500円~5,000円程度。
佐保さんは「韓国製の子ども服は、日本製のものとはデザインや色合いが異なる点が特徴で、サイズ感が大きく、シンプルでおしゃれなものが多い。キャラクターデザインの商品も落ち着いた印象の仕上がりになっている」と話す。
「3人の子育てをしながら2号店の開店準備は大変だったが、オープンしてみると下松店の常連さんも来てくれてうれしい。お客さん同士が知り合って交流の場にもなれば。いつか出身地の福岡でも店を持つのが夢」とも。
営業時間は11時~16時。