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宇部のアイリッシュパブで「セント・パトリックス・デー」イベント 本国から公式認定

「アイルランドの歴史や文化も伝えていきたい」と笑顔をみせる原さん

「アイルランドの歴史や文化も伝えていきたい」と笑顔をみせる原さん

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 アイルランドの祝日イベント「セント・パトリックス・デー」を盛り上げるイベントが3月17日・18日の2日間、宇部の「Irish Pub Glass Hopper(アイリッシュパブ グラスホッパー)」(宇部市松島町、TEL 0836-43-9464)で行われる。

ギネスビールの公式認定証

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 公式アイリッシュパブとして認定されたことを受けて開く同イベント。同店は、「カジュアルなアイルランド風のバー」をコンセプトに、アイルランド発祥の「ギネスビール」や店主の原裕さんが選ぶクラフトビールなどを提供している。

 2月中旬にアイルランド大使館(千代田区)から「日本国内での公式アイリッシュパブとして認定する」という電話を受けたという原さんは「素直に驚いた。最近は外国人観光客の来店もあり、『本場感』が出てきたと実感していたところだった。まさか大使館に当店を知ってもらっているとは思いもしなかった」と話す。

 本国から公式に認定されたことで、約180店舗が載る「アイリッシュネットワークジャパン」のリストに加わったほか、パンフレットやポストカードの贈呈も受けた。原さんは「アイルランドの祝日イベントを盛り上げたい。今回の出来事を追い風に、アイルランドの歴史や文化も伝えていきたい」と話す。

 同イベントは、アイルランドの国花「シャムロック」の緑色をテーマに行われる。当日は、緑色のものを身に着けて来店した人にギネスビール1杯を無料で提供するほか、先着50人にアイルランドの風景が描かれたポストカードを進呈する。

 2月14日に4周年を迎えた同店。昨年はギネスビール社が定めた基準を満たした公式取り扱い店に与えられる「パーフェクトパイント」としても認定された。原さんは「コロナ禍で大変な時期もあったが、また一からスタートの気持ちで、来店したくなるような店づくりをしていきたい」と笑顔を見せる。

 営業時間は18時~翌2時(金曜・土曜は翌3時まで、日曜は翌1時まで)。木曜定休。

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