山口市阿知須の道の駅「きららあじす」(TEL 0836-66-1001)が改修を終え、3月26日、全面リニューアルオープンする。
2005(平成17)年3月に県内で18番目の道の駅としてオープンした同駅。盛況時には年間約90万人の利用客があったが、2008(平成20)年度をピークに減少傾向にある中で今回の改修に踏み切った。
同駅駅長の山本由香里さんは「リニューアルの一番の目的は、利用客からも要望の多かった休憩コーナーの拡充。特産物直売所の通路の幅も広くすることで、これまで人が多いとすれ違うのも大変だった動線の改善を図る。情報コーナーも拡大し、きらら浜の他施設の情報も充実させていく」と話す。
今回の改修では、駅舎本棟に隣接していた多目的広場を解体し、レストラン棟を増設してレストラン「創食也 然(しか)り」を移動した。以前のレストラン部分には、パン工房「きららベーカリー」・軽食コーナー、もち工房「福福」を移設し、休憩コーナーを新設した。
特産物直売所は、パン工房・もち工房があったスペースを売り場として利用することで通路の幅を広げたほか、商品の配置の改善、床・壁紙の貼り替えを行い「より明るく親しみやすい雰囲気づくりをした」という。
山本さんは「みんなが使いやすい・来やすい駅を目指してリニューアルしてきた。休憩スペースも広くなったので、お客さまがくつろげる施設を目指したい。きらら浜の他施設の利用者も含めた観光の窓口となることができれば」と話す。
同日は、イベント「きららにぎわいフェスティバル」を開催し、リニューアルオープン記念セレモニーも行う予定。
営業時間は8時30分~18時。