宇部ときわ公園（宇部市則貞3）で現在、桜が見頃を迎えている。

花見を楽しむ来園客

　ソメイヨシノを中心に3500本の桜が植樹され、「日本さくら名所100選」にも選定されている同園。今年は昨年より開花が3日早い3月22日に遊園地内の「常盤動物園協会」前で開花が確認され、3月28日には五分咲きと発表された。

　同園の大場輝彦係長は「見頃を迎え、連日朝から多くの花見客でにぎわいを見せている。夜桜を撮影しようとカメラを構える人やバーベキューを楽しむ人たちの姿が見られ、久しぶりの『お花見』をそれぞれに楽しんでいる様子。4月上旬ごろまで楽しめると思う」と話す。

　湖水ホール横の「桜山」と東駐車場付近では夜桜ライトアップを行う。「自然な色を強調する白色や、花が際立つようなピンクなどさまざまに桜がカラーリングされる。昼と夜で違った幻想的な世界に癒やされてほしい」と大場係長。ライトアップの時間は18時30分～22時。4月9日まで（開花状況により変更の場合あり）。

　4月2日の10時～16時には、「食を楽しみながら桜をゆったりと楽しんでほしい」と、ときわ湖水ホール周辺にキッチンカー5台が来場予定。

　大場係長は「コロナ禍でマスクを外して桜と一緒に写真が撮れる最初の春。最低限のマナーを守りながら、久々の花見を楽しんでほしい」と来園を呼びかける。