うどん店「宇丼」(宇部市中央町3)が、宇部にオープンして1カ月がたった。
3月27日に営業を開始した同店は、中央町でバーを営む堤大樹さんと黒河透さん、中野和樹さんの3人が共同で出店。堤さんは「もともと3人で別の事業をしてきた。僕自身がうどん好きなことや、中央町界隈にうどん店がないことから出店を決めた」と話す。
場所は、喫茶店「かふぇれすと らいぶ」跡で、店内にテーブル席18席、座敷席6席、スタンディング席4席を備える。昼飲みや、締めでの利用の需要を見込むほか、家族連れでも利用しやすいようにと座敷席にベビーチェアを備える。ディナータイムには、近隣のスナックなどに出前も行う。
提供するうどんは、カツオがベースのだしに、細めのソフト丸麺で作る。うどんのメニューは、「肉うどん」(600円)や「月見うどん」「きつねうどん」(以上550円)のほか、「肉玉うどん」(650円)、「かけうどん」(400円)、「ミニうどん」(300円)の6種類。
このほか、「親子丼」(630円)や「かつ丼」(680円)、「からあげ」(400円)、「炊き込みご飯」(200円)、「お子様セット」(300円)なども提供する。ドリンクは、コーラやウーロン茶(以上250円)などのソフトドリンク6種類のほか、生ビール(400円~)や酎ハイ、焼酎(以上500円)など約15種類のアルコールをそろえる。
オープンからこれまでの様子について、堤さんは「深夜の来店や出前の注文も予想以上に多い。『らいぶの跡に店ができた』と来店する人もいて、長年親しまれた場所で営業できることをうれしく思う」と話す。
今後については「地域密着を第一にしていきたい。お客さまの要望に応えながらメニューも充実させ、地域の方に気軽に来店してもらえる店になれば」とも。
営業時間は11時~15時、21時~翌3時(金曜・土曜は翌5時まで)。